28June6月

京都ホテルの歴史・シーン1

Author: taizar

   皆さん、こんにちは。今日から数回に分けて簡単に京都ホテルの

歴史を披露させて下さい。先にこちらから書けばよかったかなと

ちと後悔・・・・しています。

 

   京都ホテルは、創業時常盤ホテルという名前で営業していました。

明治23年に創業したこのホテルは常盤ホテルといい、前田叉吉が創業者

として君臨していたそうです。彼は数々の事業を神戸で起こす一方、時の

元勲、伊藤博文とも振興を持つ快男子だったと言われています。洋館作りの

3階建てホテルとして営業を開始しました。当時の利用客は言うまでもなく

外国人ばかり・・。早速ロシアのニコライ2世の宿泊があり、あの大津事件

(ニコライ2世が琵琶湖観光に行った際、警官が帯剣で切りつける)で

このホテルは一躍有名になったとの記述がありました。時の総理大臣、

内務大臣、外務大臣など、多くの政治家がお見舞いに訪れたので

宿泊していたこの常盤ホテルが、京都の同業者からも羨望の

眼差し・・・だったようですね。

しかし資金難に陥った前田叉吉と三井銀行、そして井上万吉、喜太郎兄弟

との間で商談が成立して、明治28年に「京都ホテル」と改め、営業再開

したようです。この頃から大きなホテル待望論が出ていたのですが、

というのも外国人だけを相手にする西洋料理の割烹旅館では

営業が成り立たないので、国内のお客様も利用出来るホテルを

作り直す必要があったみたいですね。ただ個人経営だと資金的に

無理があり当面はこの規模での営業をすることとなったようです。

今、文章を書きながら思ったのですが、ちと難いので当時のホテル内

設備を書いておこうと思います。

客室数は63で120~150名の収容可能なホテルで、食堂、宴会場など

を兼ね備えていたようですよ。下の写真は開業当時のホテル全景、そして

大正時代の豪華な客室、右下が食堂です。びっくりするのは、テーブル

セッティングの仕方(ナプキン、装花など)、ほんとに現代的なものですね。

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